ほたるの初恋、消えた記憶

美幸と朝から浴衣に着替え、はしゃぎ過ぎて疲れしまった。


母さんにほたるは又背が延びたと嫌みを言われ拗ねてると、おばあちゃんに後10cm伸びても大丈夫だと言わてしまう。


10cm伸びたら175だよ、絶対やだ。


彼氏より長身だなんてあり得ない。


あ、でも祐吾は180cmあるから大丈夫だね。

祐吾が彼氏なら大丈夫だと思ってしまったことが恥ずかしくなった。


健人だって175cmあるのに、どうして祐吾を思い浮かべてしまうのか、自分でも不思議に思う。


健人は友達、それ以上に思えない。


今までもこれからも。


健人は友達と言う関係でずっと一緒にいてくれた。


祐吾と健人の違いは何なのか。


ずっと一緒いた健人より、祐吾と一緒にいたい。


祐吾も健人も浴衣似合ってるし、菊地の浴衣姿も中々のものだ。


大学生の甚平姿も様になってて、美幸は私に声をかけてきた、チャラ男君とすっかり仲良しになってるではないか。


美幸さんあなたは凄いです。


みんなで花火を楽しんだ。


夏は浴衣に花火だねを連呼しながら。


最後の線香花火を見つめていると、祐吾と目が合った。


遠い昔に祐吾と向かいあって、こうして線香花火したのかな。