本当の梅原さんを見たら、恋に積極的になって、もっとかっこ良くなった。
私は梅原さんを眺めていたらもう気持ちが抑えられなくなりそうだった。
……私、やっぱり梅原さんが好きだよ
梅原さんの後ろ姿を見て、目からでる涙を抑えてカバンを握りしめていた。
そんな苦しい思いを抱えながら、私の重い足は職場へと歩き始めた。
*
仕事が終わり、私は家に帰った。仕事は自分とは異なる自分を演じて、なんとか頑張った。
店長には、大丈夫か?と心配されたが、
私は、大丈夫ですよと笑顔で答えた。
店長は、本当に?と言っていたが、私は大丈夫ですとまた答えた。
店長は、目を細めて私を見てきた。
私はそれを気にせずに、仕事をしていた。
何も考えないでに、頭を真っ白にして働いていた。
だが、やはりそれでも気持ちはブルーだ。
私は、家に帰ってからご飯を食べて、階段を登り、自分の部屋に入った。
自分の部屋に戻ると、自分しかいない部屋では安心して、ブツブツ独り言を呟いていた。
そして、呟きながらなにも考えずに、私はベッドに横になっていた。
するとチクチクという時計の音がした。


