「……真白ぉ。真白さ、自分で自覚してないかもしれないけど……相手の為に素直に笑う所が男はぐっとくるんだよ」

「………うーん?」

「……はあ。まあ、いや。高校の時からだよね。真白に好意を寄せてると思っても。真白、冷たくするよね……そこが真白直す所だよ」

「はい……」
私は、何も言い返すこともなく返事した。
夏奈子は、そう言いまた漫画を読み始めた。

「まあ、梅原さんに真白の働いている場所を教えたのは正解だな。それで進展あれば面白いねー!」
夏奈子は、自分のことのように今後起こることを推測していた。

私は、それを聞いて頷いていた。

夏奈子は、漫画を全巻読み終えたら私達は、ゲームをし始めた。

ゲームみたいに人を操れればいいのにと最近思うがそんな現実上手くいかない。

梅原さんとは、どういう関係になりたいか分からない。

ただ、今は好きになちゃったからしょうがないという思いが強い。