晩ご飯も食べて、お風呂も入って、
ついに女子会突入です!



「じゃあ、1つ聞くね?」


「ゆう、どうしたの?」


「ゆなってー、律くんのこと、ほんとはどう思ってるの?」



嫌い!

って言いたいところだけど.....



「自分でもよく分からないんだー.....」


「どーゆーこと?」


「嫌いだって思うんだけど、なんか、嫌いだって思った時に、ちょっともやってする気がする。」


「ふーん。」



ゆう?

なんでそんなにニコニコしてるの?



「それで?」


「もやってする原因が全く分からない、でも、神崎としゃべる時は、クーラーが欲しくなると思う!」


「へ?クーラー?」


「うん、だって、なんかあっついんだもん。神崎がいると暑くならない?」



ゆう、なぜ笑ったまま何も言わないの?

あ、そっか!



「ゆう!
なんで暑くなるか分かった!」


「分かったの?!
ゆな、おめで「神崎って、きっと熱を帯びてるんだ!だから暑いのか!」


「ああ.....」



ゆう?!

どうしたの?!



「ゆなって、ほんと鈍感!
これじゃ律くんも困るの分かるよ。」



な、なんでこんなに呆れられてるの?!



「もう!ゆな、寝るよ!」


「え、女子会は?!」


「後は、ゆなが自分で考えなさい♡」


「え?」




結局、私は神崎のことをどう思ってるか、よく分かんないままだった。

ゆうはなんか分かってたみたいだけど。