【いえ!情報ありがとうございます!
明日、早速親友に伝えます!
また、こうやってメールしてもいいですか?】


送信すると今度はすぐに返信がきた。


【もちろんだよ!
それじゃあ、また学校でね!】


「先輩・・・」



そうだ!蓮にお礼言わなきゃ!
なんだかんだ言っても
蓮は私に協力してくれたからね


そう思い後ろを向いたら
蓮は居なかった。


「・・・あれ?」



私は部屋を出て蓮の部屋の扉をノックした。


「はーい!」


「あ!蓮!なんで急に居なくなったの?」


「何でって、もう俺の出る幕じゃなくなったから
でも、よかったな!うまく言ったんだろ!?」」


「うん!蓮!ありがとね!
あと・・・」


「ん?なんだ?」


「さっきは魔法使えないってバカにしてごめん・・・」



「いいって!いいって!気にするな!
ホントのことだしな!
魔法使えないなら使えないなりのやり方で、
お前の恋を叶えるだけだ!」


「蓮・・・」



「お前も、友達の恋、
がんばって応援しろよな!」


「あったりまえでしょ!」