「ほ、ほんとうにごめんねって!」




本当におじさんなのか疑うほどの若さで
中身もなんか若いのが私のおじの…

高野 小次郎おじさん。




「怒られると思って、
少し馴染んでから姿を現そうって思ってたんだ」




えぇ、えぇ。
それはそれは、大成功ですねっ!!

全く。いつもいつもこうなんだから…。




「それより雛子ちゃん。
どうだい?ここの生活は?」




「うーん…悪くはないけど、
女の子がいないのは寂しいなって感じ…」




「だよねぇ……」




うーん、と真剣に考え始めるおじさんの顔は、理事長って感じがした。