「今日中には寮に戻れるだろう」 「分かった…。 助かったよ、父さん」 ……本当に、跡取り息子なんだ。 お父さんと呼ばれたお医者さんは、 お大事にの優しい笑顔で言って去っていった。 その笑顔が、真琴先輩そっくりで、 親子なんだな、って実感した。 「……ごめんね、ビックリしたよね?」 「…はい。すごく。」 ん…? 待ってよ……? 私、今まで真琴先輩に失礼なことしまくった…よね?