「…んん」
何だか長く眠ってた気分。
前より体が軽い…?
目を開けてまず見えたのは真っ白な天井と、とても優しそうな雰囲気の若い人が私の顔を覗き込んでるところ。
「えっと…高野雛子さんかな?」
「そうだよ」
若い男の人の質問に答えたのは、
聞き慣れた声。
…真琴先輩?
「ヒナちゃん、大丈夫?
俺のことわかる?」
「…スパイで、ヒーロー。」
「ははっ、大丈夫そうだね」
「あの、ここは?」
私の部屋でもなさそうだし、
保健室?
「ここは、病院だよ。
学校のすぐ近くの…宮間総合病院」
…宮間?
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