ついに文化祭。
この学校での文化祭は初めてで、
毎年多くの女の子が来るらしい。




校門のところに共学プロジェクトの説明が書かれたボードがおいてあって、

パンフレットにも記載されてる。




そして私たち生徒会の腕には、
“生徒会”と書かれた腕章がついている。




「2人1組で直央は1人ね」




「だと思った」




今発表されたのは、文化祭の見回りの話。


真琴先輩の言葉に、直央先輩はケタケタ笑ってる。




なんでも、直央先輩はとにかく女の子の方へ行くから、見回りに一緒に行くのが疲れるみたい。




「俺はヒナちゃんと回るけど、
愛斗と晴大はそれで平気?」




「仕方ないなぁ、マコちゃんに譲ってあげる!」




「全然平気っすよ」




どうやら組み合わせは決まったみたいです。