「ヒナちゃん、何か忘れてない?」




「うーん?……あ、おはようのちゅーです!」




そう言って、真琴先輩の唇にキスを落とす。




真琴先輩は、満足そうに笑って、
「おはよう」って返してくれた。




「はい、急いで準備!」




「はーい!」




ベッドから飛び起きて、
急いで準備を始める。




この3年間、

たくさんケンカもして、別れそうになったりもしたけど、それはまた今度話すね!




とにかく、




自分に辛いと思ったことも、
実はステキなことで、
その間にも永遠ものの出会いがあって…


やっぱり、未来がどうなるかなんて分からないけど、

奇跡を楽しまなきゃ損でしょ!




私と真琴先輩や生徒会メンバーが出会ったように、

出会いの奇跡を大切に。




「じゃあ、行こっか」




「はい!」




「あ、ヒナちゃん。」



「?」




「今日も、愛してるよ」




「えへへ、私も、今日も変わらず愛してます」





❀ END ❀