そんな他愛も無い話をしていた時、 生徒会室のドアがノックされた。 「はい?」 そう答えたのは真琴先輩。 「…失礼します」 ……え?女の人の声? 確かに先生はいるけれど、 こんなに優しい声を出す人はいない。 となると、外部から来た人? そう思って真琴先輩をみると、 今までに見たことの無い様な険しい表情をしていた。 でも、それはよくみると 直央先輩も、鳥羽くんも、愛斗くんもだった。