* ° . . 「んんっ……」 「あ…起きちゃった」 重いまぶたを頑張って開ける。 うっすらとした視界にうつるのは、生徒会室。 ……あれ、私、なんでここに? 「おはよ、ヒナちゃん」 横から声がして恐る恐る声のした方を向くと、笑顔の真琴先輩がいた。 「わわわわわ〜〜っ!!」 「あはは、朝から面白い反応だね」 ……え?朝から? 「…も、もしかして私……」 「なんか俺が寝た後、寝ちゃったみたいだね」 や、やっぱり……!!