ヲタ恋っ!

そう言えば、入学式でもこんなことあったけなぁ…。

まあ、いいや。

それより私のクラスは…1組ね。



教室へ向かう途中にも、私の名前がちらほら聞こえていたけど、気にせず真っ直ぐ向かった。

階段を登り終えた時、前を向いていなかった私は誰かにぶつかり、そして、その誰かと階段から落ちてしまった。

『いって…。大丈夫?えっと、遠藤さんだっけ?』

声のする方を見て、私は驚いた。

「円城寺…さ、ま…?」

『え?円城寺?まあ、いいけど。大丈夫そうだね。』

そう言うと、彼は立ち上がり、私に手を差し伸べてくれた。

そして、笑顔で、

『前見て歩けよ?じゃあな。』

と言って私を起こして、立ち去っていった。