真のキズナ-honto no kizuna-



私はというと…


とにかく、嫌悪感が一杯だった。


嫌々と舞華の指示を聞いて、舞華の言いなりに動かされる体。


どうして、私は自分の意思で動こうとしないの…。


それでも、今日もやって来る。


「春!」


「今行く。」


舞華に言われて、頷く事しか出来ない。


意気地無しにも程があるよね。


“変わりたい”って気持ちだけじゃ、ダメなのに。


今日やって来たのは、女子トイレ。


イジメポイントは、今回はここみたい。


私を含め、彩、真希、沙羅が、舞華に呼ばれ集められた。


「深友、遅くない?
私に呼ばれといて、何やってんのかしらね~?」


舞華はそう言いながらケラケラと笑う。