「俺もお前も3組だ」
クラスを伝えてくれた藍俊は優しく微笑む
同じクラスだった嬉しさに思わず飛び上がりそうになるのをなんとか我慢
『ひょっ!ひょんと!?やっひゃ!!』
「っ。ははっ。変な顔」
『わりゃうな!』
すっかり機嫌の良くなった藍俊は"ん、"と手を差し出す
私はニコッと笑いその手に自身の鞄を乗せ、教室に向け歩き出す
『鞄、よろしくねぇ〜』
「ここで鞄を渡すお前の気持ちがわからん」
背後から聞こえた言葉からは呆れたような、楽しそうな気持ちが読み取れる
『え?鞄持っていってくれるって意味じゃないの?』
くるっと振り向きとぼければ、仕方がないなとでも言いたげな顔
「帰りに何か奢れ」
『えー。あっ!駅前のクレープ食べに行こ!』
「ああ、そうしよう。」
隣まで数歩でやってきた彼と並んで新しいクラスへと向かう

