溺愛レスラー!!




「ウソっ!王子!?」


「その隣は確か......楓様よ!」


「王子と幼なじみの?」


「そうそう。」


「かっこいい~~~!」





周りがこそこそと話してるのが聞こえる。


別に興味はないんだけども。




「......で、僕はどこに座ればいいかな?」


胡散臭い笑顔を振りまいて、そうあたしに聞くニセ王子。






「......どうぞこちらへ。」



「おぉ。冷たいんだね、プリンセスって!」




うるせーよ、ちびが。

全部まる聞こえだっつの。