「楓。2-Bの出し物は?」 「んー......。確か、チャイナ風カフェだったかな。」 「ふーん。」 チャイナ風......カフェ。 アイツが......客相手に笑ってる? 触られてる? ......腹立つ。 俺は、アイツとゲームしてんだ。 俺は、ぜってぇ惚れさせてやる。 「ここだよ?」 楓の言葉にハッとする。 「......マジかよ」 そこには、ありえないほどの長蛇の列ができていた。