溺愛レスラー!!




今の状態を報告いたしましょうか。




あたしの席に、叶多が座ってらっしゃいます。


その膝の上には、あたし。





無理やり乗せられてね?

逃げないように、叶多の腕できつく縛られている。





ギュ~~~っと抱きつかれているもんだから、苦しくってしょうがない。





「ちょちょちょ。離してよ~~!!!」


バタバタと足を暴れさせてみるけど、反応ナシ。





「......やだ。」

反応ナシかと思ったけど、ちゃんと聞こえてたっぽい。



そう小さくつぶやいた叶多。





「もう少しで放課後だろ?

しかも、今日から空手だろ?」




そうなんです。

今日から部活に行くんです。