そう思うと、何だか助けてあげたくなってしまった。
困っている奴をほっとけないのもあるが、それ以上に自分の力も試したくなった。
「...わかった。出てあげるよ。」
しょーがないなぁ、なんて笑って明るく言ってみたけど。
叶多もひょろ男もポカーンとして動かない。
「えっと、生きてる?」
おーい、って二人の顔の前にヒラヒラと手を振ってみる。
「みなみ......正気か?」
彼方が心配そうに、顔を歪ませながら聞いてくる。
心配、してくれてるんだ。
「...うん。まぁ、毎週あんkのケンカの相手もしてるし?
ある程度は動くから。」

