「うぁぁ。き、気にしないで!? と、ところで要件というのは、あたしに空手の大会に出場しろと?」 「う、ま、まぁ......。 そういうことです。」 うーん...... 困ったことになった。 空手というのはホントに危険な競技で。 下手したら死んじゃうってことも少なくはない。 そんな大会に、2年間なにもやってないあたしが出場したとすると、あたし自身が危険。 体だって、そんな現役みたいに動けないし。 「......ダメだ。」 返事に困っていると、さっきまでおとなしかった叶多が返事をした。