溺愛レスラー!!




と思いながら黙っていると......




叶多はスッとあたしの耳に顔を寄せてきて





「拒否権なんてもの、あると思うなよ?

みなみが俺と帰るなんて、当たり前。っつーか、決定事項。」




なーんて急に態度を変えてきて。


俺様ふっかーつ!みたいな?







なんなんだ、まったく。





まさに、これこそ“多重人格”だと思う。






「は、はぁい......」



力なくそう返事をすれば





「......フッ」


耳元で鼻で笑って。