「ちょっ......」 いきなりバカ!? しかも大バカだって!? 「どうしてそんなに簡単に諦められるの!? みなみのその“好き”っていう感情は、そんなに軽いわけ!?」 「......っ」 焦った。 アイツに対する感情は、本物じゃないのかと聞かれたみたいで。 考え直してみた。 アイツがわざわざ教室に来てたとき、嬉しくなかった? ...ううん。 実は嬉しかった。 キスされたとき、嫌だった? ...ううん。 胸がキュッて、ドキドキした。 抱きしめられて首筋に顔をうずめられたとき、嫌だった?