ずっと想ってる。






「......じゃぁな。」



「......え。」





突然、そんな声が聞こえて、ガバッと顔を上げる。





なんで......



そんな寂しそうな表情してんの?







「もう夜中だしな。


こんな時間に呼び出して悪かった。」






そう言い残して彼は暗闇に去っていった。







「......っ」



ばいばい......あたしの初恋の人。