「やっほみなみ!!ど~だった?


ってうわぁ~。めっちゃ疲れた顔してる。

なになに。ドキドキしすぎちゃった??」



ニヤニヤで去っていってニヤニヤで帰ってきた華は、さっそくあたしの変化に気づいたらしい。




「ど、ドキドキした......ッ。


ど、どうしよう華っ!!じゅ、11時ッ!!」





「え?11時ぃ?まだまだじゃん!!」


バッカじゃないの~?とお腹をかかえて爆笑している華。

っちょっと!!バカにしすぎじゃない!?



そうじゃなくて!!!!





「11時、王子に渡り廊下に来いって言われちゃったの!!!」


「キャハハハ..........は?」




さすがに華も驚くか。

うん。驚くよね。



「王子が?11時に?渡り廊下に?来いって?」


「う、うん。」


質問...多すぎやしないかね、華さん。