そんなあたしの願いも虚しく、華は別の子の所へ行ってしまった。
くぅ......王子めぇっ!!
「お前、部屋どこ?」
さっそく態度変えてきやがったコイツ。
「に、西館ですけどッ!!!」
「んなこたぁ分かってるっつの。逆に東館とか言ったら俺、お前のこと疑うわ」
「......なっ!」
し、失礼しちゃう!!
う、疑うって!!
男勝りとはいえ、あたし一応女ですーーー!!!
「11時」
「......は?」
いきなり時間を言い出すもんだし、しかも今の時刻じゃないし、全然意味わかんない。
あたしの脳内はハテナでいっぱいだということに分かったのか、

