それはさすがに汚いよ華......
ロビーに着くと、もう人がちらほら...。
「あ、片野さん、霧島さん!!!」
「............ウゲ。」
ひらひらと右手を振ってこっちに向かってくるアイツ。
「あ、王子じゃ~ん」
やめて華!!
ニヤニヤしてこっち見ないで!!!!!
必死に目で訴えているというのに、華といったら......
「やっほー、王子もどきっ!!」
ーーあたしをいじめるんだ。
「片野さん。ここ、一応みんなの前だから“もどき”は取ろうね」
ハハッと白い歯を見せて爽やかに笑うコイツ。
じゃぁ、こっちに来なければいい話だっつーの。

