おまけに手首を掴まれる。 やだやだ。 今絶対、顔あかいって!!! 絶対に動くまいと机にしがみつく。 掴まれた手首が熱い。 心臓がバックバクいってる。 「......はぁ。」 ため息をつき始めた王子だから、諦めたと思った。 「......ぎゃっ!!!」 そんなわけなかろう。 あたしが力を抜いた一瞬の隙をついて、引っ張ってきた。 ......それでもしがみ続けているあたしは、今忍耐力が鍛えられているであろう。