「・・・ウチの住所、小山に聞いたの??」
吉野さんが、小山くんから貰ったやきそばパンを見つめながら問いかけてきた。
ので、吉野さんの隣に座り直す。
「うん。 吉野さん、3日前に小山くんに告られたんだよね?? 小山くんに聞いた。 小山くんが吉野さんの家に行った時は、まだあんな事にはなってなかったんだよね?? それなのに、何であんな状態になっちゃったの??」
「・・・ワタシの失敗が重なっちゃって。 だから、小山は何も関係ないんだけど・・・。 まさか、小山に告られると思ってなくて・・・」
「いやいやいや、分かるでしょ。 あんなに分かり易く吉野さん好き好きビーム発射しまくってたじゃん、小山くん」
「そりゃ、なんとなく気付いてはいたよ。 だけどワタシ『恋愛しない』ってはっきり言ってたし、小山に期待持たせる様な行動もしてないと思うし」
恋愛をしようとしない吉野さんは、僕と同じでこういう部分が少し疎い。



