私たちは夜空の見える屋上へ行った



「あ〜きれーい!」



翔は笑ってこう言った



「貴方は純粋で心が綺麗な人なんですね。」



「あの星をみて。翔、あれはね私たちの希望の星なんだよ。
星って不思議だと思わない?
ずーっと昔から届いたプレゼントなんだよ。神様からの贈り物だね!」


わたしの頬に一筋の涙が流れた。



「信じてるから、あたし。翔の病気が治るって信じてるから!
大丈夫、私がそばにいるから。」