私はまた先生に呼ばれた。 そして、あの個室に呼び出された。 「またご足労いただきすみません。 翔さんのことなんですが、今は薬で病気の進行を抑えていますがこれは進行を抑えるだけで病気が完治されることはありません。 ここ最近の翔さんの様子は貴方が一番近くにいるので分かっていると思いますが、おもわしくありません。 たいへん言いずらいことなのですが、 翔さんの命はもってあと…3ヶ月です。」 私は静かに涙を流した。 しばらくは何も言えなかった。