貴方に会えたから。



奈々は首を振った



「今はね、ほとんどないの…」




「そうか…」




「奈々、俺な二日だけ帰宅できるように先生に頼んでみようと思う。
奈々と誰にも邪魔されずにふたりで過ごすために…」