放課後になりました。


「奈々!とりあえずここのカフェに入ろう!」



「あっ、うん。」




「いらっしゃいませ〜
二名様でいらっしゃいますね!
あちらの窓側のお席にどうぞ〜」



座った途端に梓が聞いてきた。



「で、朝のあれは何?」



「えーっとですね〜
翔と付き合うことになりまして……」



「はっ? なにその展開!
予想してなかったわ〜
翔くんから?」



「うん!」



「そっかそっか〜
まっ、お幸せに!」



「ありがとう!」