嫌なアイツ





ジェットコースターは元のスタート地点に返って来てみんなは降りて行くのに…

動けない私…

係りの人が来たけどアイツが私を抱き上げお姫様抱っこされて私は降りて来た。

みんなの注目を浴びたけど怖さの余り動け無く成った私…

ベンチに座らされた私は放心状態…



アイツは皆に私の事は自分が観るから先に行ってて…

そう告げた。



みんなは解ったといい次の乗り物へと行ってしまった…



『ちょっとだけここで待っててね。直ぐに戻ってくるから』

そう言ってアイツは走って何処か?

に行ってしまった。



普通…
置いて行く?

そう思った私だったけど…



ベンチ椅子に座ってるとアイツが走って帰って来るのが見えた。


手に何か?を持ち…


こちらに来て…



『ごめん…。待たせちゃったね…。どっちでもいいから好きな方を選んで冷たいうちに飲んで?』

と差し出されたのはスポーツドリンクとジュース。



私はジュースを貰い言われた通り飲み始めると…

アイツは私の隣りに座って…

『愛莉さんもしかして…絶叫系は余り得意じゃない?』

そう訊かれた。