【愛莉ちゃん?いい加減さ翔さんの事を認めたら?】

海莉の言葉に私は首を傾げた。


海莉は大きな溜め息を吐き…


【翔さん?こんな鈍感で鈍い姉だけど…姉の事を宜しくね!義兄さん!】

と海莉が言った。



はぁ~ぁ???

義兄さん?

なんで義兄なのよ!


私が海莉!!

と言うと…



『海莉ちゃん有り難う。愛莉さんは僕が絶対に幸せにするから…』

アイツはそう言って海莉に向かってWinkをした。


意味の全く解らない私は…

ただ…

二人のやり取りを観てるしか無かった。






夕方に成り…


ぼつぼつ帰る支度を始めてると…


「ここの隣りに夕方から開く遊園地があるからみんなで遊んで帰ろう!」

と饗庭さんの一声で隣りの遊園地に行く事に成りそして8時から花火があがると言う事を入口で聞いたみんなは絶対に花火を観て帰ろう!

と一致団結してた。


私は明日の仕入れの事があったので早く家に帰るつもりだった。


私は母に電話を入れ仕入れの事を話すと母は何故か?


[ゆっくりして帰って来なさい。在庫管理は私がやっとくから…翔君と翼君と饗庭さんに宜しく伝えてね。]

と言われ電話を切られた…