もう嫌だ…
忘れてた…
こんな大切な事を…
私はお風呂の中でも考えてた。
布団に入ってもアイツにキスされた事が頭から離れず…
一睡も寝れなかった
プールに行く日に成り…
私は大きな大きな溜め息と…
そして海莉に対して怒ってた。
海莉は私の鞄が水着を抜き取ってた…
そしてこの間モールで買ったビキニの色違いを私に渡した。
こんな恥ずかしい格好出来ない!
と海莉に言うと…
【上からパーカーを羽織るんだから大丈夫だし色違いだから愛莉ちゃん一緒にオソロだからね!】
こんな返事を海莉は私に返した。
私は泣く泣く…
ビキニを着るハメに成り…
着替えて外に出るともうアイツも饗庭さんも翼さんも着替えてて私達が来るのを待ってた。
「ようやく来たね!遅かったね?」
と訊く饗庭さんに海莉が…
【愛莉ちゃんが私とお揃いのビキニに着替えるのが嫌だって駄々を捏ねたんですよ…】
と呆れ顔の海莉…
だって…
嫌なんだもん!
ビキニなんて着たく無かったんだもん!
恥ずかしいじゃん…
人に観られるのって
だからワンピだったのに…


