嫌なアイツ





そして…



『愛莉?絶対にお前を幸せにするから俺に付いて来てくれるか?』

頷く私を観て…


『今まで離れてた分二人で取り戻してそして子供達と幸せな家庭を築いて行こうな!』


翔は未来のビジョンを語りそして私に誓いのキスをしてくれた。



私の左手薬指には瞬く星達よりも一段と綺麗に輝く石が光ってた。


私は明日…

翔の奥さんに成るんだ…


嘘じゃない…

幻でもない…



私の心の中はブルーでは無くピンクピンクしていた。




二人でどれ位、星を眺めていたのか?



翔の携帯が電話だと着うたが知らせた。

私の大好きな曲を着うたにしてる翔…



電話に出ると由良さんからで場所を聞いてるみたいだったから何処に居るのか?所在確認の為に電話して来たんだ…

翔は電話口で邪魔するな!って言っただろ!と言ってた。


私はその会話のやり取りを聞いて横でクスクス笑ってた。



電話を切った翔が不機嫌そうに…


『由良がさっさと家に帰って来い!だってさ…』


本当に膨れっ面の翔を観て私が大笑いすると…



『愛莉?俺に対してそんな態度を取っていいのかな?』


翔は意地悪そうな顔をして言った。