嫌なアイツ





私は海莉と由良さんに早く支度した方がいいよ!と告げた。


家にお客さんが来るんだから…


しかも結納に来るんだから普段着で出迎えはマズいからせめてワンピか?スーツにしてね!と海莉に言うと海莉は不敵な笑いを残し自分の部屋に由良さんと二人で戻って行った。


あの笑みに嫌な予感がしたけど…





時間に成り田村さんが私を呼びに来た。


私が扉を開けると…



[愛莉お嬢様…。]


そう言って田村さんは泣き出した。




私は結婚してもこの家に帰って来るから泣かないで…

といい田村さんをなだめ一緒に螺旋階段を降りた。



少しして翔達が来たと連絡が入り玄関まで出迎えた。



『本日はお忙しい中時間を取って頂いて済みません…。』


翔の第一声はこれだった。



父と母はみんなに上がる様にいい和室の部屋へ行った。


はぁ~

やだな…

諦めの悪いと言うのか?

私は結納や挙式なんてどうでも良かった


邪魔くさいから…




長い長い結納が行われた。


足が痺れてきたよ…


ダァ~!!

もう足が限界MAX



ようやく堅苦しい結納が終わり居間の方へ移動する事に成ったけど…


うっ…

動けん…