嫌なアイツ





一週間なんてあっ!と言う間に過ぎて…



今日は…


そう…


結納の日…


私は振り袖を着るハメに成り父も母も着物を着て翔と翔のご両親と仲人の由良さんのご両親を家で待った。


振り袖なんて成人式以来だからもう6年前に成るんだ…

こんな日が来るなんて思ってもみなかったよ…



私は自分の部屋で支度をしてると海莉と由良さんが部屋に入って来た。



【愛莉ちゃん凄く綺麗!!】


海莉が言うと…


「愛莉ちゃん本当に凄い綺麗だ!!」


由良さんも感想を述べた。




私が溜め息を吐き…


海莉だって自分でやれば出来るでしょ!って言うと海莉は黙った。



「翔はスーツを来て来るって言ってたからな…。親父は礼服でお袋は留め袖って確か昨日、事務所に来てお袋が言ってたよ!」


由良さんが言った。



私の頭の中はもう既に逃げる2日前の事しか頭に無く結納も何も関係ない状態に成ってた。


なんで?

なんで私が逃げる?


ずっと考えてた事だった。



逃げる事なんて無い筈の私なのに…


あの時にインプットされた【逃げる!】と言う文字が頭から離れ無いで私に行動をさせている。