嫌なアイツ





私は後3週間しかない時間をどう過ごせばいいのか?

考えに考えた。



逃げるしかない…


何故か?

私はに・げ・る・と言う文字が頭に浮かびそして逃げる事を決めた。


本来はそんな事をしなくてもいいのに…



この時の私は真面な思考回路じゃ無かったのでとにかく逃げる!としか頭の中に無かった。



親が段取りをした挙式に私と翔はただ出るだけと言う感じなんだろう…

そう思ってたから…





逃げると決めたら直ぐに支度をしないといけない。


でも今、逃げてしまうと捕まって結局、挙式に出るハメに成る…


それを避けるには挙式の2~3日前がいいんだよな…


挙式が約3週間後だから…



私は頭の中で計算をしそしていつ実行するか?逃げるか?を考えた。




翔の方が私より一枚も二枚も上手だと言う事を計算に入れて無く私はただただ…【逃げる!】と言うキーワードだけが頭に浮かびそれを実行するだけに集中してしまってた。



『結納は来週の日曜にして貰って…。挙式の練習は由良達の結婚式の時に練習してるので省いて下さい。』


翔は自分から先頭を切って挙式に大乗り気だった。