嫌なアイツ





私の頭の中はもうショート寸前…



言い合いをする三人をよそに私はカイザーとジュリアの頭を撫で三人の話を聞いてた。


三人とも共犯者だと言う事は話の内容から解った。




私は三人の話を聞いてて…



私を驚かせる作戦を考えたのは言うまでもなく海莉で翔も由良さんも反対出来なかったと言う事で私へのサプライズだと言う事は解った。


聞いてるのもアホらしく成り私はカイザーとジュリアの紐を持ち今さっき行ったコンビニへ行く事にした。

これだけ言い合えば喉も渇くだろう…

私はそう思ってカイザーとジュリアの紐を持ち声を掛け一緒に連れて行く事にした。



『愛莉?何処へ行くつもりなんだ?』


気付いて無いと思ってた私は翔に声を掛けられビックリし飲み物を買いに行くからカイザーとジュリアを連れて行こうと思ったの…。

そう言うと…



『愛莉?俺も一緒に行くから…。』


翔は言い私の方へ歩いて来た。



そうだった…

翔は何をやってても何をしてても私の行動をちゃんと観てたんだった…


すっかり忘れてしまってた…



翔の後を由良さんと海莉も一緒について来た。