お座りをして待ってたカイザーとジュリアが私の足元に来て私の服を引っ張りだした。
カイザーとジュリアは私と翔に仲直りをして欲しいんだと私は思った。
膝をつきカイザーとジュリアの頭を撫で私は翔を観て…
今度こんな事をしたら許さないから…
そう言うと…
『あぁ。解ってる。もうお前の側から離れる気は俺には全く無いから安心して欲しい…。お前が嫌って言っても俺はお前を絶対に離しはしない。』
翔は真剣なまなざしで声で私に言った。
その言葉を聞いた私はカイザーとジュリアに…
【お前達もちゃんと聞いたよね?私達三人で一緒に凄く寂しかったけど辛かったけど乗り切って頑張ったんだもんね。これから幸せに成ってもいいよね。】
カイザーとジュリアに向かって言うと…
「愛莉ちゃん?じゃ翔の事を許してくれるの?」
由良さんが聞いて来たから私は由良さんは許してやんない!って言うと…
「愛莉ちゃ~ん!」
由良さんの情けない声がしたんで私が冗談だよ!って笑って答えた。
『愛莉?本当にごめんな…。』
翔は申し訳なさそうな顔をして私に謝って来た。


