日が経つのは早く…


私は翔の実家へ行く日に成った。


おじさんやおばさんは私の話を聞いて理解してくれるだろうか?

翔が官僚職を辞めて弁護士や検事の職につく事を許してくれるだろうか?

私の不安は超MAXの状態のまま私は翔の実家へ翔の愛車に乗りカイザーとジュリアを助手席に乗せ出掛けた。


翔の実家も大きな家だった…

ビックリしてしまったけど車で門を潜り家の前まで車を徐行しながら走った。

家の前に着くと…


〔安曇様ですね?旦那様と奥様がお待ちです。車は私が駐車場に入れますので中に入って下さい。〕

そう言われ私はカイザーとジュリアの紐を持ちドアを開け外に出た。


〔カイザー君とジュリアちゃんも旦那様と奥様がお待ちですよ。〕

そう言い私に中に入る様にと扉を開けた



中に入るとお手伝いさんが3人、私の前に立ちお待ちしておりました。と頭を下げカイザーとジュリアにも挨拶をし私は奥に通された。



一つの扉の前で立ち止まりドアをノックしお手伝いさんが私の名前とカイザー、ジュリアの名前も一緒に言い到着した事を告げた。



【愛莉ちゃん!早く中に入ってらっしゃい!カイザーもジュリアも早く中に入って来なさい!!】


おばさんの声に私は部屋の中に入り紐を引きカイザー達も部屋の中に入れた。