翔の消息が解らなく成って一ヶ月が過ぎた頃あたりから…


一週間に一回、必ずと言って届く絵葉書やカード類。



誰から?
送られて来ているのか?全く不明…


必ず週末の金曜日に届く…



消印はいつもバラバラで…


でも私宛てに必ず翔の家に届いてた。



最初は本当に気味が悪かった。

誰か解らない相手から私宛てに届く絵葉書やらカード類を…


でも何故か?
翔から?

そう思う様に成った



翔が毎日、私に手紙をくれてた様に…


週に一度、必ず週末に私の元に届く様に送ってくれてるんだと…


勝手な解釈をした。



でないと私は保たないから…

もう全てがボロボロで限界をゆうに超えてしまってたから…


何か?
に少しでも縋る…

そんな気持ちだったから…



毎週末に届く絵葉書やらカード類を楽しみに私は仕事をしてた。



絵葉書やカードが届く様に成って3ヶ月が過ぎようとしてた頃、ある事に気がついた。


何気なく絵葉書やカードを並べた時だった。


色んな消印の押された絵葉書やカード…



少しずつではあるんだけどこちらに近づいて来てる…


何だか怖い気がした