嫌なアイツ





そこは笑う所じゃない!

私が由良さんに言うと由良さんが大笑いしてお腹を抱えて笑い過ぎて泣き出し私に…


「愛莉ちゃんはいつでも面白いや!」


と言った。



言われた私は違う!そう言ってホッペを膨らますと今度は翔にまで笑われ二人して私を観て大笑いしてた。


大笑いされた私は…


ただ拗ねるしかなかった。



いつまでも笑いが止まらないので私はタンスから着替えを持ちお風呂に行く!といい部屋を出た。

お風呂の中でも笑われた事が頭から離れる事がなく…


あぁ~
いやだ…いやだ…


頭を切替え切替え!っと呪文の様に呟きそしてお風呂から上がった。

お風呂から上がり冷蔵庫の中にあったミネラルウォーターのペットを2本だし部屋に行った。


部屋の中ではまだ由良さんが居て翔もまだ上半身裸のままだった。

私が翔にペットの水を手渡すと翔は有り難う。と言って受け取りキャップを開け水を飲み出した。



私は疑問に思ってた事を由良さんにぶつけてみた。


私の疑問…


それは挙式を終えた海莉が何で?長野の家に来てるのか?来たのか?

そして何故?私と翔を呼んだのか?