嫌なアイツ





翔にありがとう…

そう言い私は翔から袋を貰った。


『さっ!一緒にお弁当を食べよう!』


翔の声に私は頷き翔に椅子を渡しお茶を取りに奥の部屋へ行きお昼と同じ作業を繰り返してた。


お弁当を袋から出し蓋を開けると…



・・・・・・・・。


そこには…

お昼と同じメニューが顔を出した。



『ごめん…お昼と同じで…違うのにしょうと思ったのに気付いたらデラックス弁当をまた頼んでたんだ…』


と翔は言ったので私はいっただきまぁ~す!と手を合わせ食べだした。


翔が買って来てくれたんだから…

記憶がなくても翼さんの言った通り本能で翔は動いてるから同じ物に成るんだ…


そう思って私は嬉しくてお弁当を食べてた。


やっぱり残してしまうお弁当を翔が食べてしまった。



美味しかった!
ご馳走さまでした!

翔に向かって言うと



『本当に美味しそうに食べるよね。観てて気持ちいいよ!でも量が多いから残すのが残念なんだけどな!』


笑って話す翔。



お腹もいっぱいに成ったし…

続きでもそろそろ始めるかな?

私がお弁当をゴミ箱に入れ袋をたたんで作業に掛かった。