嫌なアイツ





翔の退院の日が来た




私は朝からお昼頃に帰って来る翔達に…


退院祝いをするみんなに…


私は一生懸命キッチンで唐揚げを揚げたりしてた。



帰って来る前に連絡が入る様に成ってたのでその前に家を出るつもりで朝、早くから起きて料理を作ってた。



11時頃に全て完成させ私は饗庭さんと海莉に置き手紙を書きカイザーとジュリアにお別れを告げ翔の家を後にした。


11時半頃に…

海莉からメールが届いた。


【愛莉ちゃん!今から翔さんと翼さんと4人でそっちに行くから待っててね!】

海莉のメールを観て私の心は痛んだ…



ごめんね…

私…

翔の家にはもう居られないの…




そう思いながら…



海莉に待ってるからね!とメールをした



私は家に帰ると母に言ったのに…

家には帰らず長野に向かって新幹線に乗る手続きをしてた。



新幹線に乗り母に家には帰らない…
ごめんなさい…
とメールを打ち送信した。



そして電源を切った




4時間後…

長野に降り立った私はタクシーに乗り使って無い家に到着した。