嫌なアイツ





私は叔父さんに家に帰りますと挨拶をしてカイザーとジュリアに家に帰るよ!と言い扉の横にある暗証番号を入れる横の鍵穴に鍵を入れロックを解除した。

扉の中に入りエレベーターに乗り最上階へ行きまた鍵を出し部屋のロックを解除して扉を開け扉の中に入った。

玄関に濡れティッシュが置いてあったのでカイザーとジュリアの足を拭きハーネス状の紐を外した。

二匹は私が靴を脱ぐのを待っててくれてるのか?
動こうとしない…



私は靴を脱ぎ揃えリビングに向かって荷物を持ち歩くと尻尾を振って一緒について来た。

私は袋を持ったままキッチンに行き買い物をした物を冷蔵庫にしまいカイザーとジュリアの名前を呼びお水を二匹にあげた。




私はテーブルの椅子に座り…

今さっき叔父さんに言われた話を思い出し考えてた。



翔の過去を知ってしまった以上、私は翔にどう接すればいいのか?
解らなく成ってた…



翔は何も話してはくれないだろうし…



考えてると携帯が鳴り翔からだと知らせてた。


携帯を後ろポケットから出し開くとメールを受信してた。


『愛莉?今、何をしてる?』


そのメールに私は今買い物と散歩から帰って来た所!

と返信した。