嫌なアイツ







私は翔とのメールを終わらせると母に電話を入れた。


〔愛莉?愛莉なの?あんた大丈夫?朝早くに翔君から電話を貰って愛莉を少し家で預かりますって言われて仕事の方も休ませて下さいって言われたねよ…〕
と言う母に…


私はごめんなさい。としか言えず…


〔愛莉?海莉と一体なにがあったの?海莉に聞いても何も言わないし翔君に言っても『時間が解決するまでは僕の口からは言えない…』と言うし…〕

母は電話口で大きく溜め息を吐いた。



私は少しの間、翔の家に居るから何か?あったら翔の家に電話をしてと言い電話を切った。


私はリビングに向かう為に部屋の扉を開けると!!


!!!!!!!!



カイザーとジュリアが尻尾を振って私に飛びかかって来た。

私は思わずよろめき尻餅を付くとカイザーとジュリアは私の顔を舐め出した。



部屋の前で私が出て来るのを待ってたカイザーとジュリアに私は両手で抱き締めた。


カイザーとジュリアは何故か?私に直ぐに懐いてくれた。


私はカイザーとジュリアにリビングへ行くよ!と言い立ち上がりリビングの方へ歩いて行くとテーブルの上に菓子パンが何個か?置いてあった。