~じょおう様視点~
保健室って、放課後が一番忙しい。だって、部活で怪我した人たちがたくさん来るから。あー、めんどい。保健室当番なんて引き受けるんじゃなかった。猫かぶってんのも疲れr《ガラッ》と、勢い良く保健室のドアが開いた。
「センセー!いますか?」
「先生は、今いませんよー。どうしたの?木田くn」
「あ、妃さん!!やべ、ラッキー!!」
人の話し、聞け(怒)
「はは、ありがと。で、その人誰?」
と、私は、木田くんに背負われている、男子を指して言った。顔色悪いし、気失ってるし、めんどくさそう…。
「ああ、こいつ面打ちされて、脳震盪起こしちまってさ。休ませてもらってもいい?」