私のクラスは~……

あった!

一年一組。
早速教室に行こう。


ザワザワ

「…………」

どうしよう…何かクラスの顔のレベルが高い。そして浮いてる私。他のクラスはどうなんだ?ちょっと見てくるか……


…………うおぃ!このクラスだけじゃないか顔のレベルが高いの!!
何で、私がこのクラスなんだ。友達できないじゃないか!!


「…………」


必殺、先生が来るまで寝たふり作戦!
早くも学校やめたいと思ってしまう。


「ねぇ…ねぇっ!」

ん?頭の上から声が……

「はい?」

なんという偶然、朝助けた子が目の前にいるではないですか。

「あなたも、この学校だったんだね!今朝は助けて頂いて本当にありがとうございました。私、池田愛莉っていうの…これからよろしくねっ!」

「よ…よろしく」

おぉ…今それどころじゃない。
池田愛莉?さんの後ろに立っている男一人、すごくジロジロ見てくるんですけど。


「へぇ、あんたが愛莉助けたやつか」

「え、はい、まぁ…」

喋りかけてきたー!!やめてくれー!誰かへるぷみー。

「名前は?」

「清水香歩です」

「ふーん」

そっちから聞いといてなんだよその、反応。お前らも自己紹介しろよ。

てか、よくみると二人も顔の
レベルたけぇな。


不良のえらっそうな青年。髪は赤茶色に染めて、少しいじってる。長身で顔も整ってる。

「薫。僕達も自己紹介しないと失礼だよ。僕は、三条響!これからよろしく、香歩さん」


不良男子の隣にいた人が自己紹介してくれた。



いきなり名前よびかい、ヤバイよ。こんなイケメンに呼ばれたら顔赤くなるだろうが。
また、不良系とは違う種類のイケメンだ黒髪で顔も整ってるが、日本が似合いそうな感じだ。

「ほら、薫も!」

「っ!」